個人と有限会社グラスサラを合わせると独立して20年ほどになるだろうか・・・
苦しい中、必死の思いで不動産会社・工務店と飛び込み営業をかけて形にしてきた。
バブルが弾け、廻りがその日の仕事に困っている頃、さばききれない
ほどの仕事が次から次に舞い込んできた。
今思えば、そこまでは我ながら死ぬ気で頑張ったと思う。
イメージを一つの形に出来た事に満足をしてしまったのか、
もしかすると、地元でほんの少し勢いがある事に調子に乗ったのか・・・
いずれにしても、戦略の無い経営は分相応の形に納まっていくようだ。
冷静に自分を見つめ直すと、よくもまぁ、本気で「大きくなってやろう」などと思ったものだ。
井の中の蛙が、ぴったりの言葉である。(苦笑
なので この数年は、無理をせずにマイペースに生きてきたのだが・・・
ここにきてまた、自分の中で何かが変わりはじめている。
足りないものを学び、取り入れて実践していく姿勢がスローペースながら出てきた。
おかげで、この数か月間、段取に追われて1日たりとも休んでいない。
有り難い事は、ありがたいのだが・・・少しだけ、しんどい・・・(笑
今回、自社とは別に、日本建新株式会社(雨漏り110番)取締役の一人として、
創立株主総会に出席をした。このメンバーの中には、技術・経営・マーケティングと、
私など足元にも及ばない顔ぶれがそろっている。
また、ここまでの道のりを切り開いてきた古参メンバーの方達を考えても、
私などは一番末席にいて当然のように思う。強いて言えば、
これから力を入れていく関西方面で、一番おじさんだという理由に過ぎない。(笑
このことから、迷いながらも取締役を引き受けたのは、唐鎌社長の人柄にある。
堅実で努力を惜しむことのない姿勢、決して派手な パフォーマンスを演出する
人では 無いにもかかわらず、静かに多くの人を巻き込んでいく、不思議な魅力を持つ。
古参メンバーが10年以上、彼と行動を共にするのも納得がいく。
私に与えられた仕事は、西日本において、共に歩んでいく人材を発掘し、
技術面からサポートをする事であるが、誰でも良い訳では無い。
1.雨漏り診断士の資格を取得する事
2.雨漏り調査・修理に対し覚悟を持って向き合う事
これらを、最低限クリア出来る人材を探し出す必要がある。
もちろん、加盟に前向きであれば連絡を頂きたいところだが・・・(エリアあり)
死ぬ気で働く、覚悟
ここが必要だと思うのだが、数か月休めないだけでも死にそうだし
覚悟を決める前に、温泉旅行だけは行っておきたい。・・・
出来れば豪華な温泉旅行・・・そうだ、そこで覚悟を決めよう。・・・(^^:)
もう一度、「大きくなってやろう」と取り組むのもよし
がむしゃらに頑張ってみるのもよし
覚悟を決めれば、今よりもずっと、面白い生き方が出来るかもしれない。・・・