今年最後の仕事は堺市の雨漏り調査です。
工場の仕事に支障がでないよう
正月休みに入った年末の調査となりました。
雨が漏れそうな所を何層にも
シール(コーキング)が打ってあるのがお判りでしょうか・・・
屋根屋さんなど色々な方が
雨漏り退治に挑んだようですが敗れ去った痕跡です。
調査するには 広範囲になる上に
今まで解らなかったと言うことは難易度が高いと判断できます。
ある程度の仮説も立てて挑むので めったなことは無いのですが
「見つからずに来年に持ちこしたら気が重いやん・・・」
などと少し弱気の自分もいましたが・・・(笑
結果は1日で5か所とも
パァーフェクトな再現が出来、ホッと一息(^^)
とは言うもの・・・何層にもシールが塗ってあり
雨漏りの侵入経路が複雑なため
いくどもアプローチを変え・・・正直な話、結構手強かったです(笑
一番の問題点は屋根の勾配があまり無いことです。
水がスムーズに流れ落ちないことや風による吹き降りに
通常の雨仕舞の仕組みでは対応し切れないようです。
いまさら屋根に勾配を付け直すわけにもいかず
今後の雨仕舞の仕組みには かなり知恵を絞る必要があります。
残りの調査を私が続行している時に
英樹(職人さん)を中心に雨仕舞をどうつけるかと
打ち合わせが進んでたのは不思議な光景でしたが・・・(笑
年間に40棟前後の調査をおこないますが
毎回、侵入経路のパターンが違うわけで 大げさな話でなく
頭の中でシュミレーションを繰り返しながら
かなりの気を使います。
仲の良い塗装屋さんの社長には
雨漏りを見つけたときの私はドヤ顔になると言われますが・・・(^^)
緊張が解けると顔がゆるむせいだと思います・・・たぶん(笑
来年も多くのお客様に喜んでいただけるように
またドヤ顔を見せれるように(笑
受け入れ体制の幅を見直していきます。
ご指名を頂いた すべてのお客様に感謝いたします!