お問い合わせがあり築二年で雨漏りがしていること
そして建てた建築屋さんが
何度も雨漏り修理をおこなったが止まらなかったというご相談がありました。

建築屋さん自体が侵入口を特定できず諦めたようで
「料金は○○建築が払いますのでプロに調査を依頼しください。」
お客様に話しをしたようです。

お客様は「建てたところが無責任な話だ」と お怒りの様子で
怒りがこみ上げる気持ちもよく理解できます。
ただ、建築屋さんの立場からすると雨漏りが おきるように建てるはずもなく
耐久性や雨仕舞は持てる知識の中で出来る限りの工夫をしたと思われます。

しかし、現実には雨漏りが起きている・・・という事は
建てた建築屋さんでは原因を特定することは困難と判断する方が理論的です。
まぁ、建築にたずさわらない一般の方からすると衝撃的な話ですが・・・そもそも家を建てる事と
雨を逃がす雨仕舞の仕組みでは必要な技術や知識は別物だと考える方が解りやすいと思います。

今回の建物は3F鉄骨造で2Fキッチンの窓枠から雨漏りがあり
1.通常の雨では雨漏りが無い事
2.建物に対して横向にたたきつけるような雨の時に雨漏りがおきる事

この2点をヒアリングして散水調査をしたところ
屋根の下にある幕板の隙間から水が浸入して(左向きの赤の
壁の裏に水が回り(下向きの赤の)キッチンの窓枠から雨漏りがおきる事を再現しました。

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今回の修理はお客様にとって
建てた建築屋さんに責任を持って直してもらう事がベストだと判断したので
修理方法のパターンを幾つか説明して終了です。
新築2年目の建物に何が原因で、どのような不具合があるかを伝えるのは
心苦しく酷な話ですが、説明をしなければ修理方法お話出来ません。

親の介護に便利なこの場所に家を購入したと聞きました。
なぜこのような優しい人たちが不具合の現実を聞いて悲しい思いをしなければならないのか・・・
私に出来る事は可能な選択肢を提案して今後の憂いを取り除く事・・・
優しい ご夫婦が静かに暮らせることを願うばかりです