突然の雨漏りに驚き、お問い合わせを頂くと
初めて経験される方はまず、費用の話が中心になります。
子供の教育費・老後の蓄えなどなどを考えると後ろ向きの出費は抑えたいもの。

気持ちは解らなくは、ないのですが、・・・
ただ、安易な方法で処理をすると、その後、
ブーメランの様に雨漏りのダメージは家の躯体などに返ってきます。

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よく聞かれるのが、穴やひび割れをコーキングなどで処理をする方法ですが、
これは、バンドエイドを貼るようなもので、すぐに剥がれて雨漏りは再発します。
コーキングや防水テープだけの処理は、修理とは言わず応急処置・仮止め
呼んだ方が正しい表現です。

時には、応急処置をする程度なら、むしろ触らない方が良い時もあり
以前に・・・他の業者にコーキング処理をしてもらったが
「まえより雨漏りがひどくなったので見てほしい」とか・・・

数年前に応急処置をしてもらって雨漏りが止まったと、お客様は思ってたようですが
実は、
水の流れが変わっただけ
で、内部の腐食は酷く進行していたなど
現状を、お客様に伝えるのも、心苦しい状態を何度も経験しています。

なぜ、このように雨漏り修理はトラブルが多いのだろう?と、考えると
ネットの普及で、情報が散乱していることが原因の1つであると考えられます。
たとえば・・・

 雨漏り修理、3万円!!・・・数社、相見積もり!!

突然の雨漏りに出費が一番気になる お客様にとって、安心できる
魅力的なキャッチフレーズだとは思いますが・・・
何千万もかかった複雑な家が、本当に3万円で治るのでしょうか?

 

雨漏り修理、3万円!! 

修理のイメージをしていただくと・・・
一度組み立てたプラモデルを、出来るだけ接着面を傷つけない様に
パーツを取外し問題のある個所を除いて交換、さらに元に組み立てる。
最初に組み立てる時と比べると、数倍は時間がかかります。

その上、侵入口を目視で確認できたことが前提条件なので
雨漏り修理3万円なる数字は・・・逆立ちしても成り立ちません。
よくできて、コーキングなどによる応急処置・仮止めですが、
完全に止まる方法論ではありません。

数社、相見積もり!!

 お客様にとっては、業者を探す手間が省けて良心的に聞こえますが
普通、つながりの強いグループメンバーを相見積もりで、ガチで競わせるでしょうか?
むしろ、仲間同士でギクシャクするリスクを考えると同じ団体であれはエリアを分けるはずです。
相見積もりが可能な状態とは、最低でも、横のつながりが無い者同士だから、紹介できる事であり

つまり、一見 大きな団体に見えますが実はネット上の話で、団体としての責任感や
品質の向上などは希薄な環境です。そこに相見積もりによる、値段競争をさせて
はたして、難しい雨漏り修理を成功に導く事ができるのでしょうか・・・?

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もし、予算を抑えて修理を先送りにしたいのであれば・・・

建物の形状・箇所・難易度により料金(目視調査は無料)は変わりますが
雨漏り散水調査をして、完全に止める事が出来なくても浸入口を確定してから
コーキングなどによる応急処置・軽減措置で出来るだけ建物のダメージを減らし
本格的な修理を遅らせ余裕のある時期に改めて工事を行う。

この方法の前提条件は、あくまで侵入口が確定した事が条件になるので
根拠なくコーキング処理をするものではありません。


注意・・・ただし、全ての雨漏りがこの方法に当てはまるものではありません。
     (例 屋根・床の雨漏りは不可)

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ちなみに・・・
我が家も、大学生と中学生の息子が2人いますが・・・よく食べます。
いや、よく食べるという可愛いレベルではない・・・(笑


自分がプロであるから、雨漏りが起きても動揺することが無いだけです。
もしも・・・まったく知識が無く、雨漏りに遭遇したら
家が崩れても子供たちに、ひもじい思いはさせたく無いと思います。

ただ、冷静に考えれば時期をづらす
方法論もあるので落ち着いて対処してください。(^^)
あっ、・・・ひもじいは大阪弁で空腹の意味です。・・・(笑