天窓(トップライト)の雨漏りの調査にうかがいました。
正直、雨漏り診断士として天窓の設置は、お勧めできません。
と、いうのも日差しが部屋に入り明るくなるというメリットは
あるのですが、年数がたてば必ず雨漏り原因になるデメリットがあるからです。

そもそも、天窓は温暖な気候の外国からの発想で
雨の多いこの国で、屋根に開口を取る事は不向きだと思います。
もし、私の家なら確実に天窓は作らないでしょうね。(^^)

天窓  IMG_2601

今回もそんな屋根の問題児、天窓の雨漏り調査です。
毎回の雨では漏らず、風向きにより浸出します。
以前、他社が調査を手掛けたようですが分からず、私に依頼を頂きました。

別に自慢するわけではありませんが、1時間ほどで浸入口を見つけました。(^^)
ただ、ここで終わりではありません。浸入口が1箇所とは限らないので
色々な可能性を検証する必要があります。

 この検証結果から初めて、どこを直す必要があのるか、お客様に提案する事になります。
例えば、天窓のサッシそのものの不具合だとすると、屋根を貼り換えても意味が無く、
サッシを交換しなければ雨漏りは止まりません。

お客様にとっては、金額的なものが一番気になるところですが
「他社で修理をしたが雨漏りが止まらなかった。」などの話はよくあることで
あせらず、段階を踏みながら、修理を進める必要があります。

屋根(カラーベスト)の部分補修についてですが

原因が屋根の上の方にあれば、上の方だけを治おす事は可能ですが
今回は屋根の下の方に天窓があり、部分の修理は厳しいようです。
天窓廻りだけでなく屋根の片面の修理が必要になる事を伝えると、
「えっ、天窓回りの部分だけ治せないの?」てぇ、話になりますが

 たしかに出来ない事はないのですが・・・

長く住む事が目的であれば、お勧めしない工事内容です。
例えば、破れたズボンの穴をミシンで縫ったとしても
穴の開いた縫い目部分が弱く、回りの生地より早く傷むはずです。
理屈的には屋根も同じことで、せっかく修理しても寿命的には長持ちしません。

なので、リスクを説明して余裕があれば、せめて屋根の片面だけでも
修理する事を進めています。ここが凄く大事な所なのですが、
理解していただくのに、これまた凄く難しい所でもあります。

 今回、私のお話を分かっていただき屋根の片面を修理する事になりました。
修理に入る来週以降に、なぜ?どこがどう問題になるのか、出来る限り
解説していきたいと思います。

 たぶん・・・その前に三重県のRCマンションの雨漏り事例が先になるでしょうね。
とりあえず来週以降に・・・つづく(^^)

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