お客様に 「コーキングの上に塗装をすると長持ちしますか」とよくご質問があります。
確かに塗装が保護膜になり紫外線からの劣化はかなり少なくなるですが
これでシーリング(コーキング)が切れないと考えるには無理があります。

 理由を説明するには、シーリングの目地が
なぜ存在するのかと言う所まで話を掘り下げる必要があります。
サイディングやALCのパネルとパネルの間には必ず隙間を開けて目地を作ります。

中にはシール(コーキング)処理をせずにガスケット目地を使う場合もありますが
いずれにしても目地を必ず作るには理由があります。

簡単に説明をすると建物が揺れるためで
揺れてもパネル同士がぶつかって傷まない様に工夫をしています。
なので伸縮に強いシーリング(コーキング)処理をして揺れを吸収しているわけです。

この動きの大きい目地を専門的に言うとワーキングジョイントと言いますが・・・
ややこしくなるので ワーキングジョイントの話は次回にします・・・(^^)

話がそれましたが・・・
シーリング(コーキング)を生身の人に例えると塗膜は服の役目になります。
紫外線から皮膚を守れたとしても 強い衝撃を受けると生身の体はダメージを受けます。
なので建物が揺れることで負荷がかかり やはり切れる運命にあります。

ただ シーリング(コーキング)がむき出しの化粧よりは
塗装塗膜がのっている方が保護になるので、
正しい答えはシールの上に塗装をすると劣化しにくい分は切れにくくなるですね(^^)