こんにちは!!
上の写真の名称は蛙股(かえるまた)社寺で梁の上にある木彫りの装飾です。
今回この木彫りの奥にある漆喰壁を塗装です。
一般的に汚したくない部分はビニールで養生して塗り込みますが、
装飾の中が細か過ぎて一般的な方法では、返って装飾を汚すと判断し
結果、内部は養生無でフリーハンドとなりました。
簡単に感じる かも知れませんが
フリーハンドで直線・曲線を描くのは、かなりの熟練度が必要です。
仏様の後ろの壁は真っ黒で写真では解りずらいですが、あちらこちらに金箔・漆などの装飾。。。
「全部養生すれば、良いじゃない」と思うでしょうが
実は、金箔は粘着力が弱く紙テープでも捲れます。
漆も金箔ほどでは無いが やはり微妙!!
だからと言って、妥協のある仕事は当然許されず。
途切れそうな、集中力に感謝の2文字を思い浮かべながら終了♪
ライトアップで仏様の後ろに後光がクッキリ
今回、立て続けに社寺の仕事が入り 緊張の連続でしたが
2年ぶりに、ばったりと宮大工のSさんとお会いでき 話も弾みました♪
別工事もあり、12月から 泊まり込みのお仕事であすには三重県に変えるとこでした。