神戸特別支援学校
先日、神戸特別支援学校に塗装のボランティアに行ってきました。
13日・20日は関西メンバーによる下地処理などをおこない
6/21日が本番で約100名ほど参加する大掛かりなボランティアになりました。
そのためか、NHK・読売新聞・地方紙と今回は取材も多かったと思います。
「カメラの前をうろうろしてたんでしょう」などと冷やかされましたが・・・
きっと真剣な仕事ぶりが目に止まり
NHKの放送に映ったのだと思います。・・・たぶん(笑
あれから20年もたつ・・・地震と言うものが
これほど恐ろしいものだと初めて認識したのが震災でした。
それまで、グラッと揺れた経験しかなく、地震・雷・火事・おやじなどの
順番に地震がトップに来る意味が解らなかったくらいです。
震災から数か月後、どうしても外壁の工事をしてほしいと知り合いから頼まれ
断り切れずに現場確認に行くことになったのですが
倒壊寸前の家の前を何キロにも渡って現場に着くわけで・・・
もしここで、大きく揺れる事があれば間違いなく家が倒れて下敷きになると
身の危険を肌身で感じたほどでした。
知り合いの家ですが、ローンで家を買って→2年前に火事で家を建て直して→今回の震災
どんな顔して話を聞いたらいいのて感じでしたが・・・
「家には縁が無いみたいだけど、2度の災難も家族が全員無事だったから私は幸せだと思う」
お父さんの方は凹みまくりでしたが・・・
そう話したお母さんが凄く印象的で、この言葉で工事を請負ことを決めました。(^^)
ボランティア活動をやっている事を同業者に話すと
「なにか儲かる仕組みでもあるのですか?」て不思議な顔して聞かれますが
そんなものあるわけない・・・あったらボランティアじゃ無いし (笑
疑問に感じるなら騙されたと思って参加してみると良い
自分たちの技術がこれほど人に喜ばれる力がある事に気がつくはずである。
一部、心無い業者がテレビで報道されていた事は別として・・・
思い出してほしい阪神大震災の後に
神戸に入った私たち職人をどれほど町の人が歓迎してくれたかを
倒壊しかけている家のそばで作業を行う事がどんなに危険であるかは
職人であれば十分に知っていたはず。
高速道路も寸断されて、大阪から片道3時間以上かかって被災地に入ったことを・・・
そこで作業を行うリスクと効率を考えれば、お金では割り切れない話である。
街の復興に役立つことが誇りにさえ思う純粋な気持ちがなければ説明が付かない。
20年前の復興に関わった職人ならば理解するのに難しい話では無い
人の笑顔のために汗を流せば・・・全てを思い出す(^^)
もし一つだけ、よこしまな気持ちがあるとすれば・・・出来るだけテレビに映りたい・・・(笑
兵庫県の小野東幼稚園
1月の11日・12日に塗魂ペインターズによる兵庫県の小野東幼稚園に ボランティアに行ってきました。
子供たちが遊ぶ遊具ですが市からの塗り替え予算が回らないとの
お話で 塗魂ペインターズによる遊具の塗装ボランティアが実現されました。
今回は関東と関西の2か所に別れての開催です。
久しぶりに会うメンバーと冗談が飛びかいます!
そしてなにより自分たちの活動を喜んでくれる人たちがいる!
日曜日にも関わらず
園児と父兄さんたち100人以上の方が集まり 歓迎のセレモニーまで開いて頂きました。
中には塗魂の活動に涙ぐんむ父兄さんまでいて、なんか此方まで目頭が熱くなりました。
店を立ち上げた時は丁度バブルの弾けたまっただ中で
得意先の工務店も苦しかったのでしょう?
金額交渉で仕事の内容を譲らない私に
「塗装屋など吐いて腐るほどいてる」と 吐き捨てられた事があります・・今、考えても・・・・(^^*)
まぁ!零細企業の一社なら そんなもんでしょう!
徒党を組むと言う意味ではなく志を共有できる者が、まとまれば
これほど多くの人たちが賛同して喜んでくれる。
私たちの技術や知識は人を儲けさす為だけにあるのでなく、
ましてや手抜きや安売りをする物でもない。
多くの人たちが本当に喜んでくれるために使うべきやと・・・
もしかしたら、なんの見返りも無く 自分の手弁当で遠くから
ボランティアにやってくる俺たちが、アホくさく感じるでしょうか・・・?
偽善者にでも見えるでしょうか・・・?
それは、本当に喜んでくれる人らの笑顔を知らないからです。
そしてなにより、
自分たちの技術をこれほど必要としてくれる人たちがいてる事を知らんからです!
私たちは同じ時代に同じ志を持った家族であり兄弟やと考えてます!
兵庫県は小野東幼稚園にボランティアの機会を与えて頂き
歓迎のセレモニーまで開いてくれた多くの方に心より感謝を致します!!
大阪府豊中市の幼稚園の塗装ボランティア
大阪府豊中市の幼稚園の塗装ボランティア風景
家族でのボランティア参加者です。
最後はみんなでガッツ!!
寝屋川市立池田小学校ボランティア
台風が関西に近寄る中、寝屋川市立池田小学校で内装塗装のボランティアにいきました。
玄関口を数か所塗装して 19か所の教室の黒板とその腰回りを塗装しました。 あっ! 此方を振り向いている怖いお兄さんは俺ではありません(笑
次のお客様も待たせているのに・・・と思うのですが・・・ 自分が頑張ってもどうにもならないのが今回の天気ですね・・・(苦笑 いやいや~ベストを尽くして明日は日曜日ですが作業にでます。
喜んでもらうはずがいつも・・・ウルッときます(T_T) 「また大げさな~?」てぇ、思う方もいるでしょうね・・・ いえいえ~この歓迎ぶりにはホンマにウルッときます。
文字は何人もの子供たちが手書きで書いてくれたそうです。 父兄さんが作ってくれた塗魂ワッペン
美人のママさんがモデルになってもらいましたが こんな感じで子供たちが貼る予定です。
予定と言うのは雨で出来なかった外の塗装は9月になりました。 今度は、ちびっこ塗魂たちとボランティアが出来るはずです(^^)
父兄さんが樋で作ってくれた流しそうめんですがメチャうまかったです。 このおもてなしには感動すらおぼえました(^^) 塗魂のボランティアには人と人をつなぐ何かがあります。 塗魂の活動をすると元請率が上がると言われていますが 理由は簡単です!
喜んでくれる人達の笑顔を知っているからです 本業でも笑顔で喜んでもらえるように努力するからです(^^)