堺市で雨漏り修理を行っています。散水調査により
原因を確認してから問題個所の修理を施しています。
雨漏り浸出口は1F洋室のサッシのビス穴からですが
直接の原因は3F窓周りのサイディングの不具合です。
サイディングの内側に長い間水が回る事により
透湿シート(防水シート)・胴縁の劣化を早めたようです。
まずは既存のサイディングを剥がし浸入口の
透湿シート(防水シート)・胴縁の状態を確認しました。
胴縁は腐食して透湿シート(防水シート)は水の回った跡があります。
当然ですが透湿シート(防水シート)・胴縁共に交換します。
透湿シート(防水シート)を剥がすと更に不具合の理由がはっきりと解り
問題を修復してから透湿シート(防水シート)をはって下地を施工します。
壁の場合、透湿シート(防水シート)を剥がす時が一番緊張します。
えっ、柱が・・・マジか・・・てな問題があったりで過去何度か血の気が引いた記憶があり
解決はしたものの私の中でトラウマになっているようです。 (笑
このように根本的な解決をするための修理に関わっていると
シール(コーキング)だけで雨漏りを止めるのが以下に無理であるかを理解します。
また同時進行で雨漏りのあった1F洋室の壁を剥がし断熱材の状態を確認しました。
断熱材が濡れて大量の水分を含んでおり断熱効果が減少するため交換、
更に外壁下地の合板をよく見ると黒カビが少し発生しています。
雨漏りを修理して水分を絶てばカビも広がる事は無いのですが
黒カビは、ぜん息などの原因になると言われており
念のため壁を開けた機会に予防をしておくことにしました。
防カビ・防食の塗料をしっかり塗布して予防します。
少しばかりの気づかいですが仕事はここが肝心ですよね。(^^)
後は新しい断熱材を入れボードとクロス(張り紙)を貼り換えれば中の
工事は終了です。外部の工事はまだまだ続きます。