子供の頃、体育の授業にウサギびがありましたが
現在は、膝や腰に負担がかかる事でウサギびをする事は無いようです。
むろん、膝や腰に負担がかかる事など夢にも思わず、当時は普通に
体育の授業に取り入れていいました。

建築にも、色々な工法が存在し
ひと昔前には、高気密高断熱の家が暖房効率が良いなどの
理由で寒冷の地域を中心に注目を浴びました。

ところが、気密性が高い事から湿気が逃げにくくなり
結露の原因になる事や、ホルムアルデヒドを含む建材の
乾燥が進みにくく、シックハウス症候群のリスクも増大するようです。

これらのデメリットを解消するために建材を自然素材に変更して
ホルムアルデヒドの問題を解消したり、換気システムを取り入れる
事で、湿気や結露を防ぐ工夫で環境の改善に当たっているようです。

 換気システムと言えば先日、建物に自然な流れを作る
通換気メーカーの、ハウゼコの勉強会に参加してきました。
私の場合は仕事がら、漏水なのか結露なのかを判断する必要性があり、
結露のメカニズムも知識として深めていきたいと感じていたときに、
ハウゼコの勉強会に出会いました。

勉強会が毎回、結露の話が中心になるわけでは無いのですが
建築の幅広いジャンルの人が集まる事で思わぬ切り口から、
議論や見解が飛び出てくるところも、この会の魅力の一つです。

例えば、ベランダの防水を施工してからサッシを取付けるのか、それとも
サッシを取付けてから防水を施工する事が正しいのか・・・?
私の目線は雨仕舞を中心に考えるので、ベランダの防水工事が先になりますが
サッシメーカーからすると防水を先に施工することに疑問を感じるようです。
これらの見解を聞くことで、幅広い角度から施工を考える良い機会になります。
ただ、色々な疑問に答えを出そうとすると、机の上で話をしても結論は、でません。

事件は、現場で起きている!・・・てぇ、感じで(^^)>

実際の検証が必要になるわけですが、
人様の家で勝手に検証をするわけにもいかず・・・
かと言って、永遠に疑問のままで終わらせるわけにもいかず・・・
そこで、ハウゼコ加西工場の敷地内に商品開発に伴う、
通換気の検証物件として家を丸ごと2件建てました。

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もちろん、必要があるからでしょうが・・・
製品に対するメーカーの本気度て、マジで凄いわ
住むことが可能な家を見て、ここまでするかぁ・・・て、レベルです。

このように検証と取り組みの 積み重ねが、今までの常識をひっくり返し
建築業界でもウサギのような話が、例外なく必ず出てきます。

なので、自分の知識が陳腐化していかないように常に情報を収集して
建物の通気や換気の考え方も取り入れていこうと思います。
外装・雨漏り修理などの工事につながる様に模索していきます。(^^)