塗り替えで、雨漏りを止める事を希望するお客様より、時折お問い合わせを頂きます。
その時に必ずお話しするのが、雨漏りと塗り替えは分けて考えてくださいとお話しします。
何故なら塗り替えのついでに治る雨漏りは無いからです。
防水紙・サッシ・笠木 ・屋根や壁の取り合い
などなど。壁を塗ってもどうにもならない雨漏りは山ほどあります。(^^)
営業として考えるなら お客様の希望にそって動くべきだと思いますが・・・
大金をかけて塗り替えても雨漏りが止まらず辛い思いをした方を
何度も見ているので、間違った手順を踏みそうなお客様には方向修正をすることも
私の仕事だと・・・ちょっと偉そうですが・・・そう思っています。(^^)
まぁ、そこで私の話に納得して信用してくれる方と
どうしても塗り替えをメインで考える意思の強い方がおられます。・・・(笑
きっと塗り替えの見積もりを出さねば土俵にも乗らないだろうと思いつつ・・・
仕事は仕事で割り切った方がよいのかなぁ~と思いつつ・・・
雨漏りを止める事が先ですとお話しします。
内心・・・「あぁ~駄目だぁ~この案件」と思いながら帰って行くわけです。(^^:)
なので、少しだけ凹むこともあるのですが・・・なかには
「ホームページを見て調査してほしい」と言ってくれるお客様がいます。
前ふり長かったですが今回は
「グラスサラさんに見てほしい」と連絡をいただいたお客様のおはなしです。
フリーダイヤルから私の携帯につながると「大阪・大阪」と言うように場所の表示があります。
でぇ、「神戸・神戸」と電話口で表示があり、神戸市内の問い合わせだと解ります。
個人的にオシャレな神戸の街や、古い街並みの京都がとても好きです。
その上で、電話口で「グラスサラさんに見てほしい」と言われれば
これは良いご縁と思い話をつづけました。
お客様 「遠いと思うのですが来ていただけますか?」
私 「もちろん喜んで行かせていただきます。まずは住所を教えてください」
お客様 「兵庫県明石市・・・」
私 「えっ・・・あっ明石ですか?」(^^:)
お客様 「やっ・・・やっぱり遠いですか・・・」
スムーズに行けて片道2時間・・・混んでたら3時間。
それでも、しっかりと直したいと言う意思が伝わってきたので
少し悩みましたが明石まで下見に行くことにしました。(^^)
ただし、往復の事を考えると日数がかからず管理が出来る範囲の工事と決めました。
通常の外装リフォームと違い、ポイントとなる雨仕舞は必ず立ち会う事にしています。
まぁ、散々うるさい事を言っているので、私がいなくても問題なく工事は進むのですが
やはり外せないと言うか・・・こだわると言うか・・・気になります。(^^)
屋根にある明かり窓(トップライト)の雨漏りで色んな角度から検証しましたが
どう見ても部分補修は無理な事を伝えました。
「やっぱり駄目ですか・・」と話を続けられ何度も部分補修をしても止まらなかったようです。
嫌な思いをしてるんだなぁ・・・と思いながらも
大掛かりな工事になるため、管理で通えないことを伝えた上で
図解入りで「地元の業者さんに頼むならこのようにしてください」とポイントを説明しました。
すごく良い方だったので・・・「暇な時期なら請けますよ」でも良かったかなぁ・・・
てぇ、いい加減な話も出来ないし・・・などと考えながら運転をしてたのですが
事故渋滞につかまり3時間半もかけてやっと大阪に帰ってきたのであった。・・・(笑