今年、初回の雨漏り調査に行ってきました。築年数は30年以上は経つ住居で、何度かの改修工事をしたものの雨漏りが止まらないようです。

以前の工事は、施工終了後すぐに雨漏りになったようで、工事を請け負った業者に見てもらったところ「治すなら更にお金がかかります。・・・」と話したそうです。お客様からすると、雨漏りを止めるための工事だったのに、業者の驚きの発言に困惑したようです。

確かに、どういう取り決めで工事をしたのか一方的な話では正確な詳細は解りませんが・・・やはり少し無責任な発言ですね。当然ながらあらたに改修する資金が無いので、更に数年以上雨漏りを放置していたので、写真の状態です。

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以前からお話ししている業者選びですが・・・家電製品を選ぶような方法論は辞めておくべきです。

なぜなら家電の様に品質が一定している物では無く修理は現状を判断し経験と繊細な手作業が必要で人により品質が一定しない事を念頭に入れておくべきです。(^^)

1.雨漏り浸入口の確定
2.原因に対する修理方法
3.金額

まぁ、だいたいこんなところでしょうか・・・(^^)浸入口の確定もポイントの一つだけど特に修理方法は簡単なものでは無い事を理解しておくべきだと思います。

どこまでの範囲を対象にするかも大事ですが方法論の詰めが甘いと修理したところから雨漏りがする・・・などなどのトラブルが起きて業者の修理方法を見てほしいと・・・時折ですが検証依頼があるくらいです。

正直な所、その手の話はお断りしてます。他人のアラを探すようで嫌な気持ちになるし、 そもそも雨漏りを止める事が私の仕事であり本来の趣旨から はずれているからです。

去年は1度だけ他社の検証依頼を受けましたが、それは依頼者の女性がとても美人だったから・・・(^^) (^^:)(^^;)>

てぇ、いうのは・・・ほんの・・・冗談ですが・・・(笑

明らかに悪意のある雨漏り修理の現状を見て、使命感というか、今後も「このような工事を繰り返すであろう業者を見逃すわけにはいかない」と感じたからです。まぁ、このような工事は特殊で珍しいとは思いますが・・・

大半は何らかの形で雨漏りを止めた経験があるのですが雨仕舞に対して正しい知識が無く・・・本人からすると悪気無しに工事を請け負うパターンです。

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お客様からすると非常に迷惑な話ではあるのですが・・・嫌な思いをしない様に、経験や雨漏り案件の件数をどのくらいこなしているか?などなど個人のホームページ・ブログの詳細をよく確認する様にしてください。

さて肝心の雨漏りですが、もちろん散水調査で再現させました。不具合を仮止めして今後のうれいを無くすべくお話をさせて頂き、今回の調査は終了です。ちなみに最強寒波の日に散水調査を選んでしまい、本当に寒かった・・・

普段の行いは決して悪くないはずなのだが???・・・(^^:)