最近はYouTubeチャンネルをメインに投稿しているので、初めて私のホームページをご覧になる方はブログやHP全体の更新が止まっているように見えるとの事、なのでブログはブログで数か月に1回は更新して行く流れになりました。・・・(^^:)


写真:隣接した家が解体された外壁面(茶色部)

さて、2025年初めての仕事はサイディングの張替え工事です。お客様とは4年前に雨漏りが発生し、弊社が雨漏り原因を突き止めて修理を行った事がご縁です。

今回は雨漏りが発生した別の外壁面ですが、隣接した隣の家が解体されたので、今まで足場を建てるスペースが無かった側面の塗装箇所(上記写真の茶色部)を「隣の工事が始まる前に塗装したい」とのご相談でした。

また、お客様の希望としては、年齢的な事を考慮して工事は出来れば最後にしたいとの希望。なので、築年数、外壁材の劣化状況の調査、2次防水の耐用年数等を総合的に考慮した上で提案する事にしました。

が、・・・2次防水(透湿防水シート)が貫通部の間にしか張られていない(室内側から確認)・・・不思議な納まり(上記写真)を確認・・・

まぁ、4年前に雨漏り修理を行っているので、建てた工務店の雨仕舞の認識は予想していたが・・・気に入って住んでいる家の粗探しをしてしている様で、お客様には例外なく伝えにくいものです・・・(^^:)

とはいえ、間違った情報を伝えるわけにもいかないし、できれば最後の工事にしたいという希望もあるので「2次防水が無いので塗装をしても外壁からの雨水浸入は防ぎきれない」という私の見解を伝え、サイディングの張替え工事に決まりました。

 
赤丸:サイディングを取り外すと中央だけに透湿防水シート

上記写真は外壁材(サイディング)を一部取り外したところですが、室内から調査を行った中央だけ施工されてあった透湿防水シートが確認されました。

たぶん・・・外壁に2次防水が必要な事は分かっていたのだと思います。おそらく、近隣との施工スペースが無いので、室内から外壁サイディングを張った上での苦肉の策・・とは思うのですが・・(苦笑

既存サイディング取り外し → 
既存の壁を取り外した状態          新規透湿防水シート(2次防水)の施工

今回は既存の壁を取り外した状態の上に透湿防水シート(2次防水)の施工しました。サイディング壁内に雨水が浸入しても、外部に雨水を排出出来る仕組みが出来ました。以前、塗装をしても雨漏りが止まらなかった経験(他社の施工)をされているから出来るサイディング張り替えの決断だと思います。でも長い目で見れば、きっと良い判断たと思います!

 → 
before           after

塗装の方が仕事は取りやすいかもしれませんが、持てる知識とノウハウを振り絞って、今年も正直にお客様に接していこうと思います。(^^)

下記のYouTubeチャンネルは私の2025年1月に万博記念公園での塗装のボランティア活動の様子です。ご興味のある方は是非、ご覧ください。