雨漏り職人とは

雨漏り職人!!
一般の方はこの言葉になじみは無いと思います。
「へぇーそんな職業があるんだ。・・・」的な程度でしょうね。

雨漏り修理

実は建設業では雨漏りは厄介もの関わりたくない事象です。
現在はネット上で乱立していますが、この厄介者の存在を初めて仕事として立ち向かい確立させたのが、雨漏り110番(日本建新株式会社)唐鎌謙二 代表です。

いはゆる、開拓者的存在です。(^^)

誤解が無いように補足ですが、雨漏り〇×△110番や〇×△雨漏り110番など、お客様に業者を紹介するマッチングサイト呼ばれるものではありません。

雨漏り診断士の資格を取得しその中でも本部が認めた雨漏り調査・修理のプロ集団です。

雨漏り診断士

さて、雨漏り職人といっても雨漏り修理に関わるすべての不具合を「自分で修理する!」などはありえないことで、不具合に応じて専門職に改善する仕組みを指示しながら雨漏りを止めていきます。

透湿防水シートを張るならサイディング屋さん、屋根材を張るなら屋根屋さんの方が圧倒的に綺麗に早く張れるはずですが、不具合を訂正し、雨水を無理なく外部に排出する仕組みを考え管理すことが私たちの仕事になります。

例えば、雨漏りを止めるといえば壁に空いた穴でも埋めるイメージですが・・・
壁内部にある二次防水(透湿防水シート・フェルト)の不具合を解消しなければ雨漏りは止まりません。

また、不具合の状態が似ているようで個々の家で すべて違うのも この仕事の難しさであり、

壁を剥がすのか切るのか・・・
切り口の二次防水の納まりはどうするのか?

時には、驚くべき状態になっていたりするのですが、そこを正確に判断し適正な状態に持っていくのが雨漏り職人といったところでしょう。(^^)

雨漏り調査の必要性

もう一つ雨漏り職人と呼ぶには大事な作業があります。
原因の確認調査ができるかが大事なキーワードです。

入り口を間違うと出口も間違うので、調査の出来ない雨漏り職人などありえない。・・(^^:)

実際のところ、目視の段階で大体の不具合や原因は分かるものですが

1.原因についてお客様が不安を感じる(本当かどうか?)

2.私がくる以前に他社が施工していると浸入経路が複雑になっている

3.目視で確認した不具合以外にも隠れた原因を考慮する

などの理由で基本的には再現調査をして修理ポイントを絞り込みます。

時々、お問い合わせで「修理会社ですか、それとも調査会社ですか?」と質問される事がありますが、両方が出来ないと、まともな工事にはならないと思う。

たとえば、医者が手術をするのに、原因は分からないが、「怪しそうな場所があるので取り合えず手術しよう。」と言ったら驚くでしょう。・・・(笑

それよりは・・・

この症状は検査の結果、〇×△病で手術が必要だが、「だいじょうぶ、最低限のダメージになるよう手術しよう。」と、言われるほうが安心できると思います。(^^)

同じことで、トータルで状況を把握し改善できる事がベスト。

乱立するホームページで確かな業者を探し当てるコツは、調査方法より自社のホームページ内で調査・修理の事例を多く投稿していることが安心できる判断ポイントです。

あとはお客様との相性になるので、安心プラス近場だとか、もしくは説明が理にかなっている方を選ぶのも良いかもしれません。(^^)

実際の調査内容

大阪府池田市、鉄筋コンクリート造(RC)6階建の雨漏り調査。

雨漏りは6F天井の2か所の和室から雨漏りが発生し、強風雨に限り雨漏り具象が確認されるとのこと。

6F直上は陸屋根(屋上)になっていて、目視で防水の表面を確認したが破断などの不具合は見当たらない。

ただし、既存のシート防水の上に新たに防水が施工されている事から、防水と床スラブの密着は良好とはいえない

また、防水立ち上がり(約30㎝)のアゴと呼ばれる部分にジャンカや苔の発生が確認され、周囲に隣接する建物が無いことから強風雨であれば 不具合箇所(アゴ)に雨水が到達する可能性が高く、状況から判断して垂直方向の散水調査も取り入れて検証をおこなう。

鉄筋コンクリートの雨漏り

1.ジャンカ
 打設時の締め固め不足や、セメントと砂利の分離でおこる現象をジャンカという。

2.スラブ
 一般的には鉄筋コンクリート造の建築物において、床の荷重を支える構造床のことを指す。 

散水調査 開始から1時間40分後に浸出が確認され、時間をおいて他の部屋からも浸出が確認された。

メカニズムを考察すると、強風雨により防水層と床スラブ(コンクリートスラブ)の隙間に浸入した雨水が床スラブの表層を広がるように貫通クラックやジャンカ等から室内天井に滴下したと考えられる。

まとめ

実はこの案件、私が調査を行うまで何度も防水等をやり直し、空き室の状態で3年という月日が流れたそうです。

木造と比べるとRC造の検証は時間がかかり、調査費用もそれなりに高くつきますが、原因が分かるまでの期間、6Fの部屋を貸すことが出来なかった事を考えると、原因を検証することに費用対効果というか価値があったのではないかと思います。

これで今回の雨漏り職人についての話は終わりですが・・・

まぁ、さんざん言っといてなんですが・・・
あまり雨漏り職人の響きは好きではありません。

なんっか・・・私だけかもしれませんが・・・
ハチマキを巻いた頑固おやじのイメージがあり・・・オシャレな感じが無くて・・・(笑

雨漏り110番東大阪中央店
雨漏り診断士 登録 23-0013

有限会社 グラス・サラ
代表取締役 坂元 康士朗

住所 〒578-0936 
大阪府 東大阪市花園西町1丁目14-11