BEFORE
AFTER
公開時期 2015年10月
現場名 豊中市M様
工期 5日間
外壁仕様 -
屋根仕様 -
金額 -
コメント 屋根から雨漏りがあり新しく屋根を葺き替えしました。
施工例

下屋根カラーベスト施行のポイント

壁と屋根の取り合いの施工について解説します。最も雨水が集中する箇所が壁と屋根の取り合い部になること。また、この箇所が雨漏りしやすい部位だとも言えます。そのため、施工については少し工夫を行っています。写真1は取り合い部のカラーベストの施工前です。このまま、カラーベストを施工すると雨水は壁立ち上がりで滞留する事になります。

 ➡ カラーベスト
写真 下屋根壁との取り合い            写真1

下の図は下屋根カバー工法を施工した時の納まり図です。ここで問題なのはルーフィング立ち上がりが新築時ほど高さを取れない事です。なので、壁と屋根の取り合い(壁立ち上がり)で雨水が滞留するとルーフィングを越して雨水が浸入すると雨漏りが発生します。

下屋根の雨漏りを解説
なので、雨漏りのリスクを避ける為に写真2のようにカラーベストの角をカットして雨水が滞留しないようにします。

カラーベストの先端をカット
写真2:青矢印は雨水の流れ

下屋根カバー工法の場合は、ほんのひと手間ですが大事なポイントになります。