BEFORE
AFTER
公開時期 | 2018年2月 |
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現場名 | 大阪府東大阪市 |
工期 | 2019年2月2日~2月23日 |
外壁仕様 | - |
屋根仕様 | - |
金額 | |
コメント | 築43年。和室天井張り替え・屋上防水・下屋根葺き替え。 |
施工例 | 雨漏り修理の事例 |
施工の様子
先日、今月半ばから修理をする
お客様から、ネットで業者を探すまで
大変な労力を使って迷いながら連絡すると聞きました。
お客様が
私を選んだ理由は
「かっこよかったから!!」・・・
てぇ、嘘です。・・・<(_ _)>・・・
ブログの内容を見て
雨漏りに携わっている数が
他の会社と段違いだった事から
「経験豊富だろう」と感じたようです。
空き時間を使って、半年ほど探していたとか・・・
そう考えると、
出来るだけ期待に応えるようにしたいものですが・・・
予算的な折り合いから導き出す修理方法には、私なりにかなり苦労します。
さて、前回の修理の続きですが、もう少し触れていきます。
浸出していた2F天井内部を確認すると
天井裏に置かれていたブロック・・・どう考えても意味不明・・・┐( ̄ヘ ̄)┌
たぶん・・・理由を考える必要も無いし、
何かの拍子に天井を突き破って落ちてくる危険性もあり
危ないので取りあえず撤去してから修理をすることにした。(^^)
天井にコンパネ下地を作って
和室天井模様のクロスを貼って完了です。
陸屋根と斜壁の棟瓦のあり得ない納まりは
水切り・瓦・土を撤去して、天端に木材で防水下地を施工。
その上にFRP防水を施して
斜壁の既存瓦を撤去し、瓦より軽いガルバリウム鋼板に変更。
既存瓦の下地には
2次防水は無かったのですが、今回はもちろん
ルーフィング(2次防水)を施工しています。・・・(笑
ガルバリウム鋼板(斜壁)のルーフィングを
陸屋根側の天端に巻き込み、両面防水テープでルーフィングを止め、
笠木を取りつけると、弱点となった棟瓦部分もスッキリとおさまる。
でぇ、「これで問題は無し! 」と
言いたいところだが、そうはいかない。・・・
西側に隣と壁を共有している部分がある。
この部分を納めるには隣の壁(トタン)を外して施工する
必要があるが、築40年以上は 経つ隣の壁を外すと、何が起こるか分からない。
最悪、復旧できなくなる可能性も・・・
また、西面で隣の家に雨漏りが起きると、
私が「壁を外して施工した事が原因ではないか?」と考える可能性すらある。
今回の雨漏りは西側の取り合いとは逆方向の
東側和室天井の浸出であり、お客様にリスクを伝えて
隣の壁は外さず、瓦一枚分は既存のまま残す事になった。
とはいうものの、既存の棟瓦より
雨水が若干でも浸入している可能性も否定できず、
西側取り合い棟瓦を外し防水テープと板金で補修する事にした。
取り合いの瓦の内側にある
捨て水切りは生きていたので、
瓦を戻して漆喰を施し、まずは問題が 無い状態に。(^^)
まぁ、正直、スッキリとした納まりではないが・・・
お客様と近隣のトラブル原因を作る事は避けた方が良いと思う。(^^)
本当に寒かった・・・
家に帰るまで辛抱できずに何度、近くのスーパー銭湯に駆け込んだ事か。
雨漏り110番富山店の中陳社長と話していると
富山では「雪や雨で工事が出来ない」とは言えないらしい。
もし、私が富山生まれなら・・・違う仕事を選択していた・・かもしれない。(笑