BEFORE
AFTER
公開時期 | 2018年6月 |
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現場名 | 大阪府泉佐野市O様邸 |
工期 | 2019年7月3日~7月15日 |
外壁仕様 | - |
屋根仕様 | - |
金額 | |
コメント | 築45年。床下地新設・FRP防水・笠木新設・手すり塗装 |
施工例 | 雨漏り修理の事例 |
施工の様子
10年以上雨漏りに悩まされ
私に連絡があり、調査・修理を施工して
3年前に雨漏りを止めたO様から連絡を受けました。(^^)
調査の結果、
問題があったのは壁だったのですが
私以前の業者さんは屋上の防水に原因があると
考え、過去、2回の屋上防水工事を行ったとのことです。
結果として
雨漏りが止まらない事はもちろん、
壁の浸入口より雨水の供給を床も受けていたのでしょう。
屋上防水層の膨れが広範囲に広がり、
このままで良いのかという事も含めて、ご相談を頂きました。
まぁ、
現状で漏れていないといえば漏れていないし・・・
このまま問題が出るまで、放置するのも、ひとつの選択幅でも
あるのですが、O様と協議をした結果、改めて防水工事を行う事になりました。(^^)
「他に頼む気は無いから安くしてよ!」
ほんと、嬉しい一言です。
雨漏り修理よりも、後々、この様なお声がけがあることが仕事冥利につきる。
ただ問題は、床に防水の通気工法を施工しても
同じように広い範囲で膨れてくるという可能性が高く・・・
今回は床に耐水ベニヤを新たに施工して、既存防水層の影響を減らしました。
普段、大工さんは内装が多いせいか、
日差しの強い屋上で仕事をすると、「さかもっちゃん、暑いやん~~」と
・・・そらもう、呪文の様に唱えるので、・・・気を使いまくりですよ。(笑
その上にFRP防水を施工します。
今回はコンパネ下地に動きがある事を
考慮して、ガラスマット(白色)を2重張りにしました。
基本的に防水の良し悪しは、膜厚の違いが大きく、つぎに、
しっかりと密着できる下地の上に施工される事が望ましいのです。(^^)
次に、手すりの根元が
既存防水の立ち上がりに、飲み込む様に施工されている事から、
手すりの根元に穴を開けて防水材を注入して、手すり内部の防水性も高めます。
まぁ、こうしておけば将来的に
手すりが錆びて穴が開き、手すり内部に雨水が回ってもある程度は安心です。(^^)
赤矢印の位置は防水の立ち上がりが
壁より外に出ている事から納まりが悪いので水切りを設置。
青矢印の笠木は
防水のみの施工になっていたので
ガルバリュウム鋼板による笠木を取り付け補強しました。
でもって、実は最近、ドローンを購入しました。
1F屋上の上にある2F陸屋根の防水工事の施工状況をO様に
確認してもらう為に持ってきたのです。
というのも、
2F陸屋根はハシゴを使わなければ見る事が出来ないので
ドローンを飛ばして映像をO様に確認してもらう作戦です。(^^)
ドローンは高かったけど、
安全かつ、良いサービス出来る事で、思い切って買ったのですが・・・
泉佐野の海から近い立地・・・
海風が強くてドローンが安定して飛ばず・・・「坂元さん、危ないのでもういいよ・・・」
私「あっ、はい・・・」
あえなく、作戦は失敗に終わったのだ。・・・
努力は必ず報われる。・・・風にも負けない、ドローンの腕を上げてみせます。