8月は雨も少ない事から
お問い合わせも少ないだろうと思い、出張を詰め込んたのですが
盆前に台風がやってきた事から、ご相談が増え、日程調整が大変でした。
また、台風が過ぎ去る8日・9日が沖縄での雨漏り調査があり
飛行機が出発出来るのだろうかと不安な気持ちになりましたが、無事、現地に到着。
レンタカーを借りて現地に行く段取でしたが
私たち以外は休暇を楽しむために沖縄に来ているようで、
レンタカーを借りるのに45分待ち・・・とんでもなく混んでいました。
てぇ、当たり前ですよね。
むしろ、この時期に仕事に来ている方が不思議 ・・・(笑
その後、九州で雨漏りの相談に乗り
明日から京都の某大学施設での雨漏り調査の実施です。
それでもって、8月末に別件でもう一度、沖縄に雨漏り調査・・・完全に詰め込みすぎ・・・
困っているのだから少しでも早くと思いますが、
詰め込みすぎに少し反省が必要のようです。・・・(^^:)
さて、工場の雨漏り調査は一般住宅の様に
お客様の日程が合えば、直ぐに実施できるものでもありません。
と、いうのも・・・
高所である事から足場の設置が基本的に必要になること。
また、今回の様に命綱を使ったブランコ作業による方法もありますが
屋上に命綱を設置できる設備が必要になります。
上記写真の輪が命綱を固定できる部分です。
この輪は躯体に接続されている事から、外れたり抜け落ちる
危険性はありませんし、万一に備えて、輪の数かに命綱を設置します。
なので、どこにでも設置すれば良いという物ではありません。(^^)
時々、「屋上の手すりなら大丈夫でしょ?」と、お客様に質問されますが
ごめんなさい・・・手すりは不安定なものが多く、命綱の固定には不向なのです。
次に一般家庭の電気と違い
キュービクル式高圧受電設備が設置されています。
上記写真のキュービクル廻りを検証する時は
非常に危険であり、建築の改修工事でも感電死する事故が起きています。
この事から、キュービクルの電源を作業中は切ってもらうようお話ししますが
工場全体の電源が落ちる為、工場の休日と限られてきます。
また、工場の様な単体の法人が入っているときには
問題はありませんが、テンナントビルの場合は、各法人の都合もあり
日程の調整も大変になります。
今回は単体の法人であり
さほどキュービクルの影響を受ける位置でも無かった事から
電気を止めたのは2時間程度でした。
本音の話をすると・・・キュービクルを止める事は
私もすごく避けたい事なのです。・・・と、いうのも・・・
電気が使えないという事は、エレベーターも使えない。
5階以上になると上がったり下がったり、作業も大変なので・・・(笑