吹田の工場で雨漏り調査を実施し、原因を確認して
修理にうつるわけですが、調査も大変だったが・・・
修理(軽減措置)も大変・・・てぇ、いう話です。(笑

IMG_4354

 2つほど前のブログでお話ししましたが、
工場では家庭用の電力では追い付かず
キュービクル式高圧受電設備
が設置されています。

WS000052 

上記写真のキュービクル廻りを検証する時は
非常に危険であり、建築の改修工事でも感電死する事故が起きています。
この事から、キュービクルの電源を作業中は切ってもらうようお話ししますが
工場全体の電源が落ちる為、工場の休日と限られてきます。

ところが、キュービクルの電源を切るとエレベーターも使えない。
なので、7階であろうが10階であろうが・・・上下に往復しながらの作業になります。
その上、屋上からロープをつるして散水調査をするので・・・集中力に限界が・・・

中年期を向かへ、余分なお腹周りの
脂肪を減らすには良い機会ですが・・・足がパンパンに・・・(笑

今回は壁のALCの目地シーリング(コーキング)による破損が
原因でした。今回の法人様にお話を聞くと、この大きな建物を
買ってそれほど経っていないとか・・・でぇ、法人様の希望は
足場を立てずに修理をする無足場にしてほしいとのこと。

まぁ、隣も大きな駐車場だし・・・
駐車場の管理会社の許可を取っていただけるのならば、
高所作業車を入れるスペースを確保でき、シーリング工事ができます。

ただし、
ここでハッキリとお客様にお話しする内容は
ALC壁の場合はシーリング(コーキング)+塗装で保証の対象になります。

1. シーリングを紫外線から塗膜で保護が出来る事
2. 無足場工法では打ちかえには無理があり、既存シーリングの上に増し打ち
3. 壁面のヘアークラック等をシーリングでは修理し切れない事

これらの事で、
無足場でのリスクをお客様に伝えます。
リフォーム瑕疵保険の会社でもシーリングだけの工事では保証しないので
そう、ずれた話でもありません。(^^)

ただし、メリットもあります。
足場を立てて大規模工事をする時期までの雨漏り軽減工事になります。 (^^)

 IMG_4493

キュービクルが無ければ、
ロープで作業する方法もあったのですが・・・
20mを越すと高所作業車も物凄く揺れて・・・こわい!!・・・

IMG_4491

作業に2人、下に私が念のためにガードマンとして管理します。
でぇ、ここに駐車場を管理している不動産会社が顔を真っ赤にして
やってきて・・・「高所作業車を使うとは聞いていない!!」

作業は一時中断・・・(^^:)

どうやら、法人様の担当の方から
上手く話が伝わっていなかったみたい。・・・

1. 誇りや塗料が飛散する工事でない事、駐車場の車の邪魔になった時は
2. 速やかに作業を中断して、高所作業車をよける事 
3. 私が下で常駐管理でいる事

この三つの条件で納得してもらい工事再開!
不動産会社の人も、話せばよい人でしたが・・・
いやぁ~~久しぶりに、火を口から吐くように怒られた。・・・(苦笑