予想外の10月の雨・・・
いや、ほんとにまいりました。
予定していた工事は延期するし
お問い合わせの電話は切ると別の方からかかってくる。
「商売繁盛ですね!」て、いわれるけど・・・
一度に連絡が来るのはどうだろう?・・・キャパオーバー(^^:)
この仕事で一番怖いのは、浸入口を間違う誤診なのです。
専門性の高い工事だけにスタッフを増やしてどうにかなるものでも無い。
なので、修理をする時は専門の職人さんを使いますが、調査から始まり
お見積り・修理方法・現場管理と私しかできない事なので、体がいくつあっても・・・足りない。
いそがしくできる事はありがたい話、
私に連絡を頂くまでに色んな所のホームーページを見て
悩みに悩んで私に連絡を頂いた方も多いので、出来るだけ
多くの相談にのりたいと思っていますが、・・・いい加減に扱えるはずもない。
ふぁいとー闘う君の歌をー♪・・・闘わないやつらが笑うだろ・・・♪
さて、自分の応援歌は良いとして・・・(笑
こんなに雨が降る事を知らなかった・・10月初めは、またまた沖縄出張による雨漏り調査。
季節は10月ですが沖縄は夏の暑さ、
観光に訪れた方は、普通にビーチでは普通に海水浴を楽しんでいます。
うらやましいと思いながら・・・
そこは個人的な遊び心は抑えて調査に集中します。
大阪に帰ってくると、
10度以上の温度差で風邪をひきそうだった。(^^:)
息をつく間もなしに
大阪での雨漏りの現地調査。
屋根裏は綺麗な状態ですが、壁から(左下の写真)雨水が漏れている事を確認する。
通常、あってはならない方法で壁の防水下地を作っている。
修理金額や修理方法を話すとお客様の顔が曇ってくる・・・
雨漏りを止めることは本当に大変な事で、中途半端な事が出来ない。
簡単に済ませれればきっと喜ぶだろうとは思うのだが・・・
初めて雨漏りに遭遇する方は
修理費用に驚くが、数千万もした家が、数万円で治るはずもない。
この現実ばかりは、どうしようもない事ですね・・・・
さて、ようやく、長雨も台風も過ぎ去りました。
本日より、屋根の雨漏り修理に入っています。
瓦をよけて、土を下ろすと・・・
雨漏りの箇所が、分かってきます。(右の写真)
瓦を葺いていても、雨水は瓦の下に流れ込みます。
瓦の下の2次防水を突破して、下地の野地板の一部が腐ってぽっかりと穴が開いている。
そりゃ、部屋内に漏れますよ。(^^)
念の為、内部に屋根の土などのホコリが出ない様に養生して・・・
既存の頼りない下地の上に、新設の野地板を張っていきます。
流石に今日は雨が降らないだろうけど、2次防水のルーフィングまで張り終えました。
ほんと、もう雨はお腹いっぱいだ!
水をいじる散水調査も山ほど入っている・・・できれば、これ以上寒くならないでほしい。(^^)