多くの雨漏り調査や修理を手掛けていますが、
全てをご紹介するには、なかなか時間が取れません。
また、
穴をふさぐ程度で雨漏りの修理が完了すると考える
お客様から、以外に金額がかかる事を話すと かなり驚かれます。
確かに、穴をふさぐ程度で考えると、予想外だと思います。(^^)
例えば、キッチンを変えるとか、お風呂をユニットバスに変更するならば、
綺麗にもなるし、出費が痛いとしても納得のいく部分もあるというもの・・・
ところが、
雨漏り修理にお金をかけても正直、見た目は現状維持、
躯体を守り、長く住むために重要な事ですが、なかなか
お客様からすると、気持ちの整理がつかない部分も あると思います。
時々ですが・・・
「主人より私の方が長生きするから、今のうちにしっかりと直しておいて!」と
意思の固い奥様もいらっしゃる事は、いらっしゃるのですが・・・(笑
どちらにしても 私の場合、
再発する事が分かっているシーリング(コーキング)で
穴を埋める程度で「修理をした!」などの、無責任な提案はできません。
雨漏り診断士として
雨漏り110番の加盟店としても迷惑がかかるからです。
まぁ、これぐらいの縛りがある方が
品質的にも良い施工を心がける動機になるかもしれません。(^^)
てぇ、・・・たぶん、性格的に無責任な話は出来ないと思いますが・・・(笑
ただ・・・
時には、私の説明の組み立て方が下手で
お客様に伝わらず、理解を得られなかったのではないか・・・?
などの場面もあり、自分の至ら無い所に反省と言うか・・・凹みます。(^^:)
そんな時、雨漏り修理を施工した
生野区T様より 嬉しいFAXが届きました。
「 言いたかったんは この事・・・?」と、
言われそうですが・・・長々の前降りですが、正直、かなり嬉しいFAXでした。(^^)>
さて、工事の内容ですが飛んでいった波板の張替え工事。
シーリング工事と塗装工事。
その後、ベランダのFRP防水工事です。
今回はベランダが広い事もあり、防水層の下地モルタルから
湿気などが蒸発し、防水層の膨れや剥がれを懸念して下地モルタルと防水層の間に
脱気筒と通気層を設ける事にしました。
まず既存の下地を
カチオン フィラーでしごき既存下地と防水層の干渉を防ぎます。
その後に、通気シートを全体に貼り、湿気を脱気筒から外部に逃がす仕組みを作ります。
ここまでの下地工程から
ようやく防水層の施工工程に移り完了です。
T様、お手紙を頂きありがとうございました。
とても良い励みになり、夏の暑さも吹き飛びそうです。(^^)
明日、沖縄での雨漏り調査・・・飛行機の出発の事だけど・・台風、大丈夫か?・・・(汗