この数年の傾向として、他社で散水調査を行ったが「原因がつかめなかったので調査を頼みたい」という問い合わせが多いようです。理由として「雨漏り」というキーワードで集客に使うマッチングサイト(仲介業者サイト)や施工業者が増えたからだと思います。

もちろん、その方の思いが真剣な姿勢であれば、私としては集客を否定する立ち位置ではありません。

ただ、お客様からするとプロに頼んで原因が分からないと言われてしまうと、かなり不安になるようで、例えるなら、医者に「原因不明で治らない・・・」と、宣言されるのに等しいとか。(^^:)

そりゃ~焦りますよ・・・なので、必死に検索をして弊社にたどり着くわけです。まぁ、私としては、それはそれで良いのですが・・・原因不明といわれたほうは、かなり不安を抱えるようで、「以前の人は分からなかったのですが、本当に坂元さんは、原因が分かるのですか?」といった感じ。

問い合わせで伺っているのに「なぜ私を呼んだんだろう?」と思う時もあるが、不安が最大限増幅しているので・・・そこは仕方がないのかもしれない。(^^:)

 

外壁タイルの雨漏り調査
写真:散水風景

雨漏りを集客のキーワード程度と考える業者が後を絶たない以上、お客様のほうで慎重に判断するしか無い。なので、近場であるとか、話しやすそうとか、金額が一番安いとか・・・あまり、そのような理由にウエイトを置かず、ホームページ内で、調査・修理の事例をどれほど投稿しているかをチェックすること。

また、下見の段階で、ある程度の不具合を理論的に説明できる人に調査を依頼すれば、原因不明などといわれる可能性は低くくなるはずです。

私個人の感想として、もし仮に不慣れな方が偶然、浸入口を見つけた事で修理が進んでも、中途半端な工事になる可能性があり、調査段階で帰ってくれたことは運が良かったと思います。また、雨漏り調査・修理が、いかに難しいものであるかも実感でき、業者選びにも磨きがかかる・・・かも・・・です。(^^) 

同じ話を繰り返しますが、先ずは、ホームーページの情報をしっかりと吟味すれば、ある程度は見えてくるはずです。

 

さて、
本文とは関係ありませんが「屋根の葺き替えとカバー工法のどちらを選ぶなら知っておくこと?」を貼り付けておきます。修理における私の考え方に興味がある方はご覧ください。最近、周りからYouTubeの投稿が分かりやすいと言ってもらって、調子に乗ってきた感じです。・・・(笑  

もし、投稿が参考になったのであれば、グット評価、チャンネル登録をお願いいたします。(^^)