BEFORE
AFTER
公開時期 | 2016年12月 |
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現場名 | 茨木市T様邸 |
工期 | 10日間 |
外壁仕様 | 4Fフッ素 |
屋根仕様 | 4Fフッ素 |
金額 | - |
コメント | - |
施工例 | 外壁・屋根塗装の事例 |
施工の様子
師走に入りました。
忙しさも後、半月ほどで落ち着きそうです。(^^)
雨漏り修理2件・塗装工事3件といったところです。
雨漏り修理はサイディングのシーリング(コーキング)破損を
長く放置していた事による劣化が原因だと考えられます。
サイディングを剥がし、中を確認すると一目瞭然で、
二次防水である透湿防水シートの上にある胴縁(木部)が腐食していました。
ここまでくると、透湿シートにも悪影響を及ぼします。
まぁ、多少のシーリングの破損は気にすることは無いのですが、長く放置すると
左上の写真の様になっていきます。こうなると、表面のシーリングを打ちかえても
シーリングが破損するたびに雨漏りがおきる状況になるので、要注意です。
「以前、雨漏りが発生して塗り替えましたが、また雨漏りが再発した。」などの話は、
この事に原因があります。また、サイディングの張替えは一般の方が
驚くような金額になるので、長く放置せず、10年~15年程度で
外壁を塗り替えるほうが結果的にランニングコストを安くつけれる事になります。(^^)
現在入っている塗り替えの現場ですが、もう少しで完成まじかです。
ベース色(白色)を塗り、凹凸のある部分を別の色(茶系)で丁寧に仕上げていきます。
この事により、サイディングの模様が再現されていきます。
ちょっとしたコツになりますが、目地の白い部分を横に
真っ直ぐに通すことで、すっきりとした仕上がりになり綺麗に見えます。(^^)
ただし、サイディングの模様の種類によってはポイントが変わってくるので
ここは慎重に考慮してベストな選択を選んでいきます。
塗料は、日本ペイントの4Fフッ素 を使用したことで
耐候性も長く保たれます。同時に、シーリング部分も塗布(白色)しているので
新築当時の様に、シーリングが直接 紫外線にさらされる事が無い環境にあり
シーリングの劣化を遅らせる事が出来、シーリングの破断を抑えます。
ただし、建物による揺れに対しては
シリーングのダメージが蓄積されると破断する運命にあります。
なので、揺れに対して強いシーリングの選択は塗装以上に気を遣う所になります。
破断を出来るだけ抑える工夫と材料の選択・・・(^^)
特に破断しやすいポイントはなおさらです。
サイディング目地の破損しやすいポイントとは
面と面の動きが変わるコーナー部分のシーリング・・・
ん・・・雨漏り修理まで手掛けているから知っている
こんな重要な情報を言ってもいいのかななどと思いますが・・・
名古屋の家を塗り替えれるわけでも、東京の家を塗り替えれるわけでも無し・・・(笑
最後まで私のブログを読んでいただけた訪問者様、
本当に大事なポイントなので是非、ご自宅の塗り替えに生かしてください。(^^)
さて、今年も1か月を切りました。怪我の無いように、確実に残りの現場を納めていきます。